たーーーーくさんの出会いがあった涸フェスも
とうとう3日目最終日のこと。
前日の夜中は豪雨。
あまり山で降られたことがなかったので
静かで薄暗い小屋に響く風雨の音は
なんとも不安を掻き立てられる音でした。
本当は自然ってこうなんだよね、と。
「でも大丈夫、明日の朝には晴れるから。」
またそんな漠然とした根拠のない自信も
明けてみればほらね、この通り^^。
でもやっぱり天気が気になるということで
前倒しで始まった閉会式。
豪華プレゼントじゃんけん大会も大盛り上がりで、
最後まで楽しい涸フェスでした☆
粥川を担当してくれたnice guy西村さーん!
できる男はなんでもできる典型な
飲み込みの早さと抜群の反射神経の持ち主。
テレビでもおなじみ、編集長!こと萩原さん。
穏やかで優しい声と分かりやすいお話、
画面で見る編集長そのままだった!
泣く子も黙るプロアドベンチャーレーサー
田中陽希さんは引っ張りだこさんだった^^。
でも駆け巡ってじっとしてないから見つけるのが大変!
講師の皆さんと一緒に
お写真を撮っていただいたんだけれど、
山のアイドルばかりの中に音楽人のわたし。
不思議だったけれど凄く嬉しかったな〜♪
みなさん個性的で芯があって面白いのね。
やっぱり極めていく人はそうよね〜!
と改めて一人頷く酷暑の平地です。笑。
写真は山の上で出会ったカメラマンさんから
送っていただいた、私が見えなかった絶景。
お花畑にとんがり頭、夢のような写真だわ。
膝爆弾を抱えつつゆっくりゆっくり下山、
は〜着いた!と上高地まで来くると、
自分の中から山の気配はすっと消えてなくなります。
7時間かけて登り2泊3日の小屋生活、
それでも驚くほど一瞬の出来事です。
上高地からはたくさんの観光客の皆さんと一緒に
汗だく泥だくのわたしもバスに乗って平湯温泉へ。
夏休みの土曜日ということもあって、
平湯の森は芋の子でした。笑。
それでもやっぱり気持ちいいよね〜〜〜
あ〜〜〜〜温泉に入りたい。
腹ペコでたどり着いたのは、
この旅の2つ目の目的地「国八食堂」
お豆腐ステーキとイカ焼きとホルモン定食、
これを食べずして帰れません!
団体さんがいたので待つ事20分ほど。
じょわっじょわと音を立てる鉄板が、
地元の元気なお母さんたちによって運ばれてきます。
油がはねるから気をつけて〜〜!
もう何本飲んだかわかりません。
でも私は信じられない事に運転手なのでした。
なので男の人と同じサイズの丼飯を平らげました。笑。
もう少しだけご飯を・・・
と思ったけれどおかわりは我慢、我慢。
新しい楽器もすこぶる良くて、
お天気も最後まで味方してくれたし、
山の神様は膝爆弾をしまっておいてくれた、
ヒュッテの美味しいご飯に美味しいビール、
お腹もいっぱい元気いっぱいで、
素晴らしいスタッフさんと一緒になって
ただひたすらに気持ち良く演奏ができたし、
お客さんも思い思いに楽しんでくれているのを見ていて
なんだか私までとてもリラックスできた。
音楽ってこういうものかもしれないな〜って
とても純粋な経験をした気がしています。
でも純粋な分だけ思いを音にできる技術が必要、
心に描ける景色ももっともっと増やしていかないと。
誰にでも必要なところに染み渡る水みたいな
そんな音を紡げたらいいなあと思います。
たーーーーのしかった!!!!
みなさまありがとうございました!!!
nacci