3rd Album「Kosamota De ANNIVERSARY」

タイトル: Kosamota De ANNIVERSARY

発売日: 2012/06/03

商品番号: KSMT-004

価格: 2,500円(税込)

01. Wonderful Smile -パッヘンベルのカノン-
02. ANNIVERSARY
03. 麗空 -亡き王女のためのパヴァーヌ-
04. いるか
05. 空色スキップ ~CATV-CCN 番組テーマソング
06. arNu -裸の空気-
07.蜜 -Breakthrough-
08. しあわせな時間
09. おやすみ
10. 716 ~NHK‐FM「FMトワイライト」 オープニングテーマ

粥川なつ紀/Saxes&Arr.(1.2.4.6.7.8)
岡田治郎/Bass&Arr.(3.5.9.10)

GUEST PRISM
和田アキラ/Guiter
木村万作/Drums
岡田治郎/Bass
渡部チェル/Keyboad

Executive Produced By Mantell Nonoda/TRIAD MUSIC
Produced By Kosamota Project
*

何気ない光景だと思うコトってきっと一番大切な日常で。
どんな小さな歯車も欠けちゃいけない大事な歯車。すべての時はキラキラ光るアニバーサリー
すべてに寄り添い共に駆け抜ける音空間はどこまでもナチュラル。
和田アキラ率いる新生PRISMをゲストに迎えた豪華アレンジ曲を収録。
人気実力を兼ね備え大人へと成長した粥川なつ紀の“大人可愛いjazz”話題作。

このアルバムで「なっちは総合的アーティストなんだ」、と再確認した。

彼女自身が構成して撮って貰ったジャケット写真、書き下ろしのライナーノーツ、自分でモチーフを伝えて依頼した挿絵、絵コンテにロケハンと自ら描いたPV、大きな大きなケーキ。そのどれもが立派な「作品」となっていて、彼女の持つ感性のすべてがこのアルバム全体に散りばめられてるんです。
・・・・・そう、これはまさに「芸術の玉手箱」(笑)!!

もちろん楽曲も素晴らしい。
オリジナル曲が出来るとメールでデモ録がしつこく送られて来るのだけれど(笑)、その度に彼女の作曲能力には正直驚かされる。
奇をてらう事もジャズに媚売る事も無く、ただ浮かんだメロディをそのまま素直に表現した“自然体楽曲”なのに、実に「よくできている」から。
それは誤摩化す事なく、いつも正直に自分と音楽に向き合っている姿勢から来るものだと思う。

CD全編に飛び回る彼女のサックスはジャズでもクラシックでもなければポップスでもない。誰かに似ている訳でもない。唯一無二のサックス奏者。まさに「粥川なつ紀」というジャンル、なんです。

そして今回彼女に新しい武器が付加されました。それはズバリ・・・・・「大人」!!
デビューから7年。「いい女」になった粥川なつ紀の総合芸術を心行くまで堪能してください。
その際は是非ライナーノーツ片手に「にやにや」しながらお願いします( ^ ^ )

あっ、ジャケ写ばっかり観ないの、そこの人!!(笑)。

エグゼクティブプロデューサー
野々田 万照

 


 

 

これで僕がサウンドプロデュースを手がけて3作目になる。

以前から彼女の曲作りの良さは感じていたが、今作では「作曲家」としての才能を改めて実感した。
アルバム中の1曲を除くすべてがオリジナルなのだが、そのどのメロディも異なった世界観をもっているのだ。
今回も僕はそのメロディから聞こえた景色の通りにアレンジをすることで、彼女が音で描いた絵に額縁をつけたわけだ。

サックスのプレイも見違えるほど成長し大人になったなと思う。
渾身の一作を作ろうとしていたことは感じていたし、それが実現したのは地道に積み上げてきたすべての結果だろう。

サウンドプロデューサー/ベーシスト
岡田治郎

 


 

粥川なつ紀はこの「Kosamota De ANNIVERSARY」でまさしく開花したと言えましょう!

プレイヤーとして、コンポーザーとしてはすでに開花どころか今や円熟に至るわけですが、ここではあらためて「心の開花」を意味するものです。

今回の作品では粥川なつ紀自身の強い心、優しい心、慕う心、など色々な心が作品となっています。聴き手の皆 さんはそんな彼女の織りなす“心(作品)”を通して色々なものを映し観ることだと思います。ゲストのプリズムの皆さんも粥川の心に触れて素晴らしいプレイ を展開しています。
まさに心地よく、しかもしっかりとアナタの心をサポートしてくれるアルバムになりました。

また、ジャケットの中に綴られた曲への思いもこの作品への本人の“心”を現しているものになっています。
私からも、よく頑張りましたねと褒めてあげたい、そんな作品になりました。

ベガ・ミュージックエンタテインメント株式会社
代表取締役 多賀谷哲也


可愛くてクリエイティブなサックスプレーヤーのなっちもすっかり実力派の大人の女性に変身していました。
ちょっとセクシーな”大人かわいいJazz” 気持ちいですね!

長年の相棒、岡田治郎君とのコンビネーションも年々熟成されていて、なっちの魅力を十分に引き出してくれています。
更に今回は、あの伝説のグループPRISMがゲスト参加という豪華版で更にクオリティーの高いアルバムになっています。

なっちのナチュラルな感性から生まれるメロディーが心を癒してくれる作品です。
更なる活躍に期待しています。

熱帯JAZZ楽団 カルロス菅野


いるんですよね。天からニ物も三物も与えられちゃう人が。

初めて粥川なつ紀を知ったのは新聞の注目人物紹介欄。
早速HPから探り当て、名古屋テレビ塔のX’masライブが実現。その時はかわいいのに野太い音、って印象で。
あれから5年あまり。あれよ、あれよという間に、我が憧れのPRISMやらNHKまでも従え、タケノコのようにのびちゃって。
サックス、ルックス、食欲に大笑い。
授かったすべての才能から、今回の心地いいアルバムができたんだなあって思ってます。

アラフィフ、フュージョン大好き世代にはたまりません。

D&Pインターナショナル
酒向祐二


皆さんこんにちは。
粥川さんがそれはそれは大事にしている「サックスを録音するときにしか座らない」あの“宇宙椅子”(粥川さん命名)を作った野口です。

DVD「arNu~KosamotaDeSmile」制作時にオリジナル椅子を作らせて貰ったのですが、その宇宙椅子に座って奏でた音で出来上がった今回のアルバムは、私事のように嬉しいです。
今までのほんわかしたイメージとは全然違いますね。ジャケ買いですよ!皆さん!

粥川さんの音は安心して聴いていられる音なんです。
特に今回のアルバムはオリジナル曲中心ということで、快適にドライブできる曲もたくさん入っていました。
PRISMの皆さんがゲスト参加されたということで今まで以上にボリュームのある内容で、そりゃもうキラキラした“コサモタ星雲”が広がっていましたよ。

野口装美代表取締役
野口英一


懐かしいかんじもするし、これからおこることのようでもある。でも、確実に今を鳴らす音楽。

Anniverssaryとは、一年(annus)が回る(vesus)こと。同じときがまたやってくること。
粥川さんの音楽は、同じところに進んだり、違うところに戻ったり、そういうときに普通に鳴っているものだと思います。

美術館学芸員
鈴木俊晴


中京地区を中心に活動する女性サックス奏者、粥川なつ紀の3枚目のリーダー・アルバム。前作同様に岡田治朗がアレンジにベースにと全面参加しているが、それに加えて岡田の参加する、プリズムが3曲にゲスト参加している。

1曲目はクラシックの「パッヘルベルのカノン」をオリジナルの間に挟み込んだようなアレンジの曲だが、口ずさみたくなるようなメロディーラインを基調とした路線ははな歌をテーマにした前作と同様に健在である。

クラシックを題材にした曲はもう1曲、ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を取り上げている。また粥川 の多重録音によるサックス・アンサンプルもクラシカルな格調高い香りを感じさせ、それがこのアルバムの個性となっている。 ただ前作の一部の曲で聴かれたようなアヴァンギャルドな面はほとんどなく、よりメロディーを前面に押し出したスムース・ジャズっぽいポップなサウンドに なっている。

ゲスト参加のプリズムも、それに合わせて爽やかな演奏を聴かせている。但し2曲で聴かれる和田アキラのギターソロだけはしっかりと和田の世界で、微妙なテンションを作り出している。

全体にテーマのメロディーやアレンジに耳がいってしまうアルバムなのだが、プリズムをバックにした粥川の演奏を聴くとサックス奏者として力量もなかなか侮れないなと思ってしまう。

CybreFusion 橋 雅人


自身のソロユニットプロジェクトKosamotaProject(コサモタプロジェクト)で独自の音世界を築いているサキソホン奏者の粥川なつ紀がベースの岡田治郎のサポートを得てバラエティ豊かなフュージョン・アルバムをリリースした。

パッヘルベルの”カノン”やラベルの”亡き王女のためのパヴァーヌ”といったクラシックでは粥川ならではの 解釈を施し美しい演奏で魅了する。また、ゲストで参加した日本のフュージョンの草分け的グループ<PRISM>が粥川のオリジナル3曲に参加、躍動感溢れ る演奏を聴かせてくれる。

中でも、粥川がパーソナリティーをつとめる東海北陸向けNHK‐FM番組「FMトワイライト」 のオープニングテーマにも使用されている”716”は思わず口ずさみたくなるキャッチーなメロディーで、明るい太陽を想わせる粥川のアルトサックスとグ ルービーな和田のギター・プレイが際立つ。
会心作。

Jazz Page 兵藤重世