音楽監督を担当している楽市JAZZ楽団が所属する
岐阜市公共ホール財団の主催で行われた
夏休みこどもJAZZビッグバンド体験講座。
今年で何回目を迎えるだろうか、
回を重ねる毎にどんどん受講生も増えて嬉しい限りです☆
今年もたくさんの子供たちが参加してくれました。
吹奏楽部所属や吹奏楽経験者が圧倒的に多く、
同じ道を進んできたわたしとしては、
彼や彼女たちの感じているであろう疑問や壁、もどかしさなどが
とても、とても理解できる。
何と言っても、です。
彼らが今感じているコトをわたしが感じたのは
23歳というもう立派な大人になってからだったから。
大学では社会福祉を専攻してきたわたし。
それまで音楽の専門教育も受けていない、
ジャズを切磋琢磨する仲間もいない、
きちんと学べる機会も場所もない、
そこで自分から飛び込んだのは、
機会をもらえ、間近で本物を見聞きする弟子という立場。
そこまでしないと近づけない世界でした。
だからね。
いま楽器を楽しむ子供達に伝えたいのです。
いま楽器を楽しむ子供達に届けたいのです。
こんな世界もあってね、
同じ楽器でもこーーーんなに自由なんだよ、と。
ジャズという音楽を広めようというのではなく、
世界は広いのだよと。
ほんの少しの違いで楽に吹けるコツや、
物理的に理解したほうが簡単な事、
反復練習で身につける方が早いこと、
楽器を持たずにトレーニングした方が近道なこと、
気にする必要のないこと、笑、などなど、
大人になってからスタートしたからこその
早く上手になるコツは人一倍持ってると思う。
今まで出会った楽器キッズには惜しげも無く注いできたし、
これかはもそう。
もちろん頑張る大人のみんなにもね^^♪
とても上手な子ばかりだったこの日。
岐阜もまだまだ行けるとの手ごたえもあり、
粥川先生は考えています。
どうしたらいいか。
どうしたらもっと子どもたちに届けられるか。
まずは来年1月の本番!
また新たな学生メンバーが増えそうで楽しみ!
nacci