先生8年目の暑い夏です。
そんな先生8年目にしてはじめての
「本来ココにあるべきもの」がない、
という事件が起きました。
「本来ココにあるべきもの」というのは
“マウスピース”という楽器パーツの吹き口と、
”リード”と”リガチャ”という楽器の声帯の様な
そんな肝心要なひとたちです。
鳥に返る、もとい、取りに帰るかなと思いつつも、
自分がアマチュアだったころには、
常に何本か楽器ケースに入れて持ち歩いていた事を思い出し、
何人かの生徒さんにきいてみると・・・
こんなに色々集まった!!!笑。
写真のマウスピースは
ああ懐かしいセルマーのC☆と王道メイヤーの5番!!
リードはリコ、青箱、ジャバ、ジャズセレクトにいろいろ!
格好いいマウスピースケースも拝見し、
プロよりもアマチュアさんのがこういうことは
楽しんでやってるよね、と思うのでした。笑。
この持ち主さんたちは、
現在それぞれ全くタイプの違う品々使っており、
そんなことにも感心したりして。
みんなが大事にしているものを垣間みた瞬間でした。
なるほど、と思う事もあったなあ。
「本来ココにあるべきもの」がなかったおかげで、
懐かしいものに触れる事が出来たり、
みんなの大切にしているモノや事、
自分も通って来たのに忘れていた気持ち、
そんなことに触れられる時間になりました。
10年連勤に近いわたしのマウスピースは
年3出動くらいの樹脂サックスのケースのなかで
久々の休日を謳歌していらっしゃいました。
みんなありがとう^^♪
nacci