少し前のことですが、
気持ちのいいお天気の屋外ライブでした。
早朝本番でリハもサウンドチェックもなしの、
一発ライブではあったけれど、
アニメソングなどのジャズ・フルバンド・アレンジが中心の
とても楽しくあっという間の時間でした。
場所柄ベビーカー押してる方もたくさんで、
まさに老若男女、だった☆
子供たちも歌ったり踊ったりしてくれてね♪
ジャズの定義ってとても難しくて、
そんな質問は濁すことが多いというのが
ジャズマンあるあるかなというものだけど、
糸井さんとピアノの山下洋輔さんとタモリさんの
お三方の昔の対談の中でタモリさんが、
アドリブのなかには、
ジャズマンのくりごとが入るんです。
「俺はこんなふうに、たいへんだった!」
だから、ジャズは、きくんじゃなくて、
きいてあげるもの、なんですよね。
なんて話していらっしゃって。
わたしには、聞く人も演るひとも、
そして更にはその音の空間そのもの、
それこそがジャズの懐な感じがしてもいるし、
例えば100歩譲って可視化するとしたら、
石ころ様みたいなもんなんじゃないかなと
そんな風に思ってる次第です。
それを子供たちも踊って楽しむっていうのは、
なんともカオスなビッグバンドだなと、
このバンドの良さを改めて感じています。笑。
もちろん、
わたしも含めた関係のみんなの思いが
そこに向かっているからなんだけどね。
個を認めるとか、
互いを尊重するとか、
傾聴とか、
音じゃないところの話がジャズだと今は思う。
とりあえず、
ファンキーなサザエさんは
ちびっこにも大人気ということです。笑。
粥川なつ紀