第10回ぎふジャズフェスティバル!

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ソワソワそわそわ・・・

そわそわソワソワ・・・

こんなにソワソワしていた年末年始もないというくらい

この日が来るのが楽しみで不安で待ち遠しくて。

10回目にしてまた強く思い出に残る1日になりました。

 

楽市ジャズ楽団の音楽監督を務めて10年、

念願の学生バンドが本格的に始動して1年目の今年は、

増えてくる子どもメンバーに音楽を伝えたい思いも一層強く、

絶対に成果を出すのだと講師としても気持ちが入っていたし、

 

大人バンドのこーもらんつ23も、

過去一番難しい、そして、有名曲の演奏に取り組んでおり、

苦手克服のための1曲がなかなか仕上がらないもどかしさを

私以上に感じていたのはきっとメンバーのみんなで、

個人練習やパート練習を頑張っていたのは知っていて。

 

もう限界かもしれないと感じた1年前の冬のこと。

10年もやってくると方針やしがらみや、滞ることへの不安、

牛歩へのもどかしさ、理想と現実のギャップ、惰性、

面白いことをしたい希望と楽しさに付きまとう足枷に

運営サイドで吠えたことも数知れず。

 

でもやっぱりみんなのことが可愛くて大好きで、

いろいろ、いろいろと困ったことはあったけれど、

ここに音楽ができる環境を整えていたいという願いだけで、

みんなが楽しめる曲をと悩みながら選曲をし、

大人には笑いながら、子どもには真面目な顔してお尻を叩いて

1年みんなと一緒に頑張ってきました。

 

その時には、

まさか自分がステージにいないことなど想像だにせず。笑。

 

ご来場の皆様にはコメント映像でお伝えしましたが、

現在妊娠10ヶ月も折り返しの臨月妊婦です。

長かった治療も懐かしく思えるほど、お臍も弾け飛びそうな今日この頃。

何かと気の抜けないトラブル持ちの高齢妊婦なので

助産師さんには厳しくしていただいています。

先週まで仕事していたなんて口が裂けても言えない。笑。

 

でも楽市はちゃんと責任を持って、

みんなが羽ばたけるところまで持って行きたかったからね。

理解してサポートしてくれた家族や先生方、楽市のみんな、

財団、音響スタッフの皆さんには感謝しかないです。

でもゲネプロ当日はやっぱり何が起こるか解らないということで、

体力的にも大事をとって自宅待機ということになりました。

 

本番中には、

私が遠くで心配していることを察してくれたんでしょう、

会場からリアルタイムで送られてくる団員からのメッセージを

ソワソワそわそわしながら眺めては返信をして、

そんなみんなの優しさこそ頼もしく、大丈夫だと安心できました。

こんなにiPhoneがあったかく思えたこともない。笑。

 

 

本当にね、ずっとソワソワしていたんです。笑。

この1ヶ月は特に、ね。

大ホール満員のお客さまに笑顔を届けられたと方々から聞いて、

これでやっとじぶんのことに専念できます^^。

ちょっと気が抜けちゃった気もしているけれど、

私にはそれくらいでちょうどいいかもしれない。笑。

 

ブログも中々更新できない心持ちでしたが、

またぽちぽちと綴っていけるかなと思っています。

そんな余裕もない日々が無事始まってくれることも祈りつつ。

 

nacci