交差点でありがたや。

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今朝のこと。です。

 

そこは少し変則的な交差点、

何十年も通っているので見通しの悪さを知っています。

わたしはのんびりと愛車を出発させたところで、

多く見積もっても時速15キロ。

そこへ前方から自転車のおじいちゃんが来ました。

身長こそ7頭身ですらっとしていらっしゃいましたが

昭和の漫画のような縁側のおじいちゃん姿。

 

自転車だからと大きく避けつつもほぼ停止状態のわたしは

「誰かに似ている・・誰だっけ」

と思い出しつつそのおじいちゃんを見ました。

 

「アッブネーナーーーー!!!!!」

その時おじいちゃんがわたしの車に気づいて叫びました。

 

すぐ目の前に来たところでわたしの車が目に入ったのか、

ビクッとしていらっしゃったのでかなり驚いた様子。

その大きな声にわたしもびっくり。

そしてその後の罵声にげんなり。笑。

 

だけどね、と思い返したのはそのすぐ後。

 

「突進してこなくて良かった」

 

確実に、目の前にいるわたしが見えてなかった

そのおじいちゃんは突っ込んで来かねない。

だからまずぶつからなくて本当にラッキーだった。

 

もう1つ大事なことは、

自分に見えてるものが相手にも見えるとは限らない。

これは有形無形やメンタルなどに問わず

何に対しても言えることだと思うけれどね。

 

本当にあの距離で見えてなかったのだとしたら、

自転車に乗るのはやめたほうが安全だと思うけれど、

でも実際にそういう人はたくさんいる。

こと田舎の場合には

車でしか動けないところ行けない場所もたくさんある。

下半身の平均筋肉量は

田舎の人より東京の人のがあるというしね。

 

年を重ねるのは全ての人の楽しみでありたい。

だから、自分ももっとちゃんと理解して

お互いが気持ちよく過ごせるようにしないとね。

親の老後生活も子への人生教育、と聞きます。

そこはきっといつかは自分も歩んでいくはずの道、

今日も一つ勉強になりました。

 

罵声も含めてありがたや。笑。

 

nacci