日本舞踊を体験してきた!

長年の夢でもあった日本舞踊。

とうとう体験してきちゃいました^^!!

 

柔らかくも細やかな身のこなしは憧れであり、

日本人女性として身に付けたい所作の全てが

日本舞踊にはある気がしていました。

 

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日本舞踊の世界で「五大流派」と呼ばれる

花柳流・藤間流・若柳流・西川流・坂東流。

その中の藤間流清玉師範の門を叩いたのは、

CCN番組「ギフ音製作所」でのロケでした。

 

敷居が高い!とか、

お月謝も高い!とか、

厳しい!叱られる!とか、

一度踏み入れたら出られない!?とか、

そんなイメージがあってずっと遠巻きに見ていた世界。

 

いやいや、いやいや、

そんな心配を遥かに超える面白さ、奥深さ。

と言ってもテレビロケだったからね、笑。

イイトコ取りで普通のお稽古とは随分違うだろうけれど、

だからこそ真髄を間近で見ることができ、

興味はもっともっと大きくなりました。

 

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「とにかく美しければいいのです。」

 

型を覚えていかに綺麗に演じるか、

だと思っていた伝統的な日本舞踊に

創造性を感じた師範の言葉でした。

それは思うに日本舞踊そのものが、

何百年も前から能や歌舞伎をルーツに持ちつつも

身近な日常生活や色恋をテーマに演じると言う

大衆に「夢」を届けるものとして受け継がれてきたからかなと

そんなことを感じていました。

 

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美しさの定義というのは多分なくて、

時代や国や、もっと言えば人それぞれ。

だけれど”自然”なモノコトに対しては

きっと大昔から変わらない美しさを感じて

癒されたり感謝したりしてきたんだと思うの。

 

人間がこの”美しさ”を演じるには

それが”自然である”と感じられるまでにならないと。

でも、そこに美しさを感じ取ることができる感性は

この人工物ジャングルで育ってきている人間に

ちゃんと守られているんだろうかと不安にもなる。

 

「美しければいいのです」というのは

ものすごく究極の言葉だと今更ながら思うなあ。

そういえば、先日観た武術研究家の甲野善紀さんは

無駄がなくて隙もなくて力みもなくて、美しかった。

逆に言えば、人間社会においては

ありのままが最も美しいとも言えるかもしれないね。

 

「美しければいいのです」

 

自信を持って言えるようになるまでに何年かかる?笑。

あと10年、20年で言えるかなあ。笑。

まだまだ修行だなあ〜〜

でもそれが楽しいよね^^♪

 

Channel CCN 12ch

7月2日(土)〜8日(金)

長良川情報局「ギフ音製作所」オンエア中

 

nacci